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若き家具職人たち

 

gauzy calm works /ガージーカームワークス   
オーダーメイド家具 デザイン/製作

技能五輪で日本一が3名。旭川家具の新世代。

確かな技術、若い感性とエネルギーで高品質な家具を製作しています。

 
gauzy calm worksは家具産地の北海道旭川を拠点とするファニチャーブランドです。
 
現在(2020.3)パートタイム含めて14名、主に30歳代以下の若いメンバーです。
 
オリジナル製品(家具、キッチンなど)のデザインと製造、販売を行っているほかに、設計事務所やハウスメーカー、キッチンメーカー、他の家具メーカーなどからの依頼で図面を頂いて製作も行っている特注家具メーカーです。
 
オリジナル製品は無垢材、ツキ板ともに北海道産のナラ材をメインに使用しています。
無垢はより木材らしい表情の豊かな節あり材、板目材を中心に使用します。
また、木材本来の美しさを最大限に引き出すため、そして節ありなどの個性的な材を馴染ますために、塗膜を張らないカラーオイルフィニッシュで仕上げています。
 
しかし、ご要望に応じて、どんな樹種、塗装にも最大限対応します。ポリ板、メラミンなどにも当然対応します。
 
オリジナル製品は社内の自分たちでデザインして展開していますが、自分たちで直接お客さまと関わってお届けしたいという思いから、販売を委託する卸売りを行わないインディペンデントブランドです。
 
そのため、市場に流通していないためどこにも売っておりません。
製品は旭川市内のgcwショールームか旭川デザインセンターでご覧いただけます。
2020年夏に東京オフィスを開設しますので、そちらでご覧いただけるようになるかもしれません。
 
gcwは実は売り上げの8割は設計事務所やキッチンメーカー、ほかの家具メーカーなどプロからの依頼による製作で、それら特注の仕事で会社を維持、継続しています。個人邸、店舗什器、施設、ホテル、オフィス、キッチンなど何にでも対応しています。主な出荷先は首都圏です。
 
その上で自分たちの信じる家具を自分たちのペースでしっかりと製作しながらブランド化し、自分たちを表現しています。
 
住宅用や店舗用など、すべての特注家具をデザインから手掛けることが出来ます。
無垢材の家具から造作、取付家具、キャビネットなど箱ものやキッチン、椅子などの脚ものまでどのような家具でも対応します。
 
椅子の高さやテーブルの高さ、収納を引き出しにするか扉にするか、又は引き戸にするかなど、お住まいに合わせて家具をコンサルティングします。
デザイナーなどに向けて、試作品の製作なども手掛けます。
 
一般の方は職人は気難しいという印象があるかもしれませんが、ご安心してお問い合わせ下さい。
お客さまのご要望をしっかりとお聞きしながら、プロの目線から様々な提案を致します。
 
家具製作を必要とする業者の方も、積極的に対応しますのでご連絡ください。エンドユーザー向けに設計製作を日々行っているため、最後まで気の抜かない製作の習慣がついていますのでご安心して頂けます。
 
様々な企画、提案にも前向きに取り組みますので、何かアイディアのある方は声をお掛けください。
旭川は家具産地なので木材加工技術が集積しています。旭川では大抵の木材加工が可能です。gauzy calm worksでは難しい事も、他に加工できる会社を紹介する事ができるかもしれません。
 
このように、gauzy calm worksは自分たちのやり方はこうだと決めつけて曲げない作家ではなく、確かな技術を背景に一般の方のご要望やプロの方々のご要望にもしっかりと応え、評価されている注文家具メーカーです。
 
 
 
そして、「一般のお客さんはどうせわかんないからいいよ」と手を抜くものづくりはしたくありません。
「金払って買ってやるんだから」、「仕事出してやってるんだから」というような気持ちの人のためにも作りたくありません。
 
 
伝統ある旭川家具工業協同組合に正式に加盟し、技能五輪全国大会で金賞を受賞した職人がなんと3名、銅賞が1名います。国際大会に出場したものも2名、敢闘賞を受賞しています。
家具産地旭川で行われる技能検定の検定員を10数年続けている職人もいます。
技能五輪への挑戦やデザインコンペティションの試作製作、社内による製品と展示ブースのデザインなど技術やデザインへの取り組みを活発に行い、旭川家具ブランドの推進にも努めています。
 
創業当初はBacanaとの工場シェアを特色にしていましたが、2014年からシェア体制を解消して一体化しました。
元Bacana原 弘治も技能五輪全国大会優勝者で、gcw黎明期の功労者でした。
 
2015年6月に資本金300万円で法人化し、「株式会社ガージーカームワークス」を設立しました。
 
2016年10月、第54回技能五輪全国大会で安藤 哲平が優勝。
gauzy calm worksには日本一が3名となりました。
2017年3月、原 弘治 退職。
 
2017年6月、ファンドからの投資を受け入れ資本金を590万円に増資しました。
 
2019年、ものつくり大学の山口 智大が史上初の技能五輪全国大会を2連覇。
2020年春、gcwに入社。8月、ロシアで開催の技能五輪国際大会で9位敢闘賞受賞。
 
MEMBER
・代表  木村 亮三
・工場長 粟村 勇太
・黒蕨 亮太 
・安藤 哲平
・山田 真弓
・友重 圭司
・山口 智大
・傳里 聡
 ほかに女性パートが4名、女性事務スタッフ、不定期メンバーが数名。
 
 


gauzy calm woksというものつくりの現場

gauzy calm worksが最も大事にしていることは「自分たちがものづくりを楽しむ」ということです。
 
gauzy calm worksは経営者個人の自己表現のためのものではありません。
一般のお客さまが特注でもイメージしやすいように、テイストを整えた製品群を作り出す必要から現在は主に代表の木村が設計を担当していますが、会社は「家具作りやものづくりを皆で楽しむ場」にしたいという思いで運営しています。
 
また、職場は職業訓練の場でもあるべきだと思っています。
 
自社製品の製作も行いますが、プロからの依頼の仕事もお受けして、外部の様々な方々との仕事を通して、若いスタッフたちにも他のプロフェッショナルな方々の考え方による製作を経験できるようにしたいと思っています。
 
gauzy calm worksで経験を積めば、無垢も突き板もポリメラも、家庭用も店舗什器もコントラクトもプロダクトも経験し、いつか他の企業に移るような時も独立する時も、どこでも通用して歓迎されるような職人になって欲しいのです。
 
そして一人一人がしっかりと実力を身につけた後は、より自由に発想して活動できるようにしたいと考えています。例えば、希望する場合は職人一人1ブランドを形成し、すべて自分の判断でデザインや設計をし、受注、製作までできる高度な実力と権限、そして責任を持てるようにしたいです。
gauzy calm worksは自分で判断ができる確固とした職人たちが活動する場となり、時には皆で大きな受注の製作をこなし、時に自分のブランドを推進すべく展示会に出展したり、そのようなプレーヤーが安心して集中できるように工場の維持管理や経理、銀行との折衝による資金調達などを一括して行います。
いつか「独立」して工房を持つ事も良いですし、作り手としてやりたいことがあるのであれば、その方法として「独立」は遠回りであるかもしれません。
独立後、一人で借金を返しながら家賃などの運営費を負担し、営業と設計、デザインをこなす事は困難で、結局自分がやりたかったものづくりから遠ざかってしまう事を経験しています。
皆で協力しあいながら生産を上げ、利益を得ながらものづくりの現場を守り、それぞれの自己実現のために皆が協力するという雰囲気。
苦しい事が続く生産現場ですが、それでも「自分たちがものづくりを楽しむ心」、「身近な仲間たちとものづくりをしながら楽しく生きていく」という事を大事にしていこうと思っています。
本気でものづくりが好きで職場を探している方はぜひgauzy calm worksをご検討ください。タイミングによってはお仕事をご一緒する事ができるかもしれません。
ただし、好きなことを仕事にして続けることは楽なことではありません。
プロのスポーツ選手と一緒で、プロのものづくりのチームに入るということ。 
常に自己の向上に勤め、努力し続けることが求められます。成果を上げるオンタイムに頑張ることは当たり前、オフの自分の時間にいかに努力をして成長するか、そして自分の成長によってチームを押し上げるという事を意識できるかという事。
また、自分の取り組み方を後輩たちに示し、若い後輩たちにも教えていくという事。
そのように果てしなく向上し続ける事を苦にもならないくらいにものつくりが好きな事が必要です。
 
 
また、不効率や無駄は良くはありません。
しかし、効率を過度に求めていくものづくりはしたくありません。
効率を強く求めていくほどにものづくりは面白くないものになってしまいます。
効率を突き詰めていった自動車産業などの生産現場が、働く人々が誇りをもって幸せに生きていける職場とは思えないからです。
 
ものづくりに遊び心は絶対に必要です。
いつもと違う事、初めて挑戦する事、新しい事を想像して取り組む事、イレギュラーな事、誰かの失敗をカバーする事。そんな事に前向きに取り組むためには遊び心が鍵になります。
 
gauzy calm worksはその場の思いつきや勢いも大事にしています。
「なんだか今日は天気が良くて気持ちがいいね」となれば工場を止めて昼からバーベキューをしてみたり。
厳しい納期の仕事の積み込みが終われば、明るいうちでもビールを開けたり。
毎月第一水曜の午前中は体育館を借りて皆でスポーツしたり、終業後に事務所でプロジェクターで映画をみたりゲームをしたり。
 
人間らしく思いを込めて楽しく作り、思いやりを持った人間同士らしいコミュニケーションを通じてものづくりを生業として生きていきたい。
 
思いやりのある優しくて強い理想のものづくりの現場の実現を目指し続けます。

PROFILE

 

gauzy calm works / 木村 亮三
 
1980  生まれ 神奈川県茅ケ崎市出身
1999  神奈川県立鶴嶺高等学校 普通科 卒業
1999  家具修行のため 家具産地 旭川へ
     旭川高等技術専門学院 造形デザイン科 入学
2000  技能五輪 全国大会 優勝
2001  旭川市新人奨励賞 受賞
2001  旭川高等技術専門学院 卒業
2001  株式会社 インテリアナス 入社
2001  技能五輪 国際大会(韓国大会) 出場
2009  株式会社 インテリアナス 退社
2009  ポリテク北海道 住宅リフォーム技術科 入校
2010  ポリテク北海道 住宅リフォーム技術科 退校
2010,3,10 オーダーメイド家具工場 GAUZY CALM WORKS 設立 (Bacanaと工場シェア)
2011,9 旭川家具センター(旭川家具組合の共同展示場)に常設展示開始
2011 工芸都市高岡2011クラフトコンペティション  入選
2013,3 日下 雄介(1987生) 加入
2013,9 旭川家具工業協同組合に正式加盟 (42社中最年少経営者、2013,12現在)
2014,1 Bacanaと組織統合 原 弘治(1981生)を工場長として招聘。原は2003年技能五輪全国大会で優勝
2014,2 茅ヶ崎 熊沢酒造内ギャラリーokebaにて初の個展開催 大雪と重なったにもかかわらず600名以上の来場
2014,3 札幌JRタワー ステラプレイスに単独で期間限定ショップ出店
2015,1 日下 雄介 脱退
2015,2 粟村 勇太 加入
2015,6 組織を法人化し「株式会社ガージーカームワークス」設立(資本金300万円)
2015.11 黒蕨 亮太 加入
2016.4 安藤 哲平 加入
2016.5 原 弘治 脱退 パートタイムスタッフに
2016.6 粟村 勇太が工場長に就任
2016.10 山田 真弓 加入
2016.10 安藤 哲平 第54回技能五輪全国大会(山形) 家具職種 金賞
2017.4 原 弘治 脱退
2017.6 資本金を580万円に増資
2018.3 友重 圭司 加入
2019.4 山口 智大 加入
2019.8 山口 智大 技能五輪国際大会(ロシア) 9位敢闘賞(9位/30名)
資格  一級家具技能士  職業訓練指導員
 

HISTORY



茅ケ崎の森のそばで育った。

木が好きで、自然が好きで、ものをつくることが好きだった。

幼いころから、選んだ職業が自身のアイデンティティーの確立につながると信じ、学歴重視の環境にあっても14歳のころには木材を素材とする職人になる決意をしていた。

高校卒業後、家具修行のため北海道、旭川へ。

旭川高等技術専門学院 造形デザイン科で、素晴らしい指導員たちと、熱心な先輩や同輩に導かれた。
木材加工という技術面だけではなく、それまで自分とは無関係と思っていた「デザイン」という概念に触れ、目が開いた思いがした。
二十歳になる前に、家具作りは自分にとってまさに天職であり、人生を懸ける覚悟をした。

2000年、技能五輪全国大会で優勝し、しかし翌年の国際大会に出場、惨敗する。
人生最大の努力は最下位に近い順位という結果として表れ、まさに挫折を味わった。

この経験が、今も謙虚に学び続ける姿勢につながっている。

2001年に入社したインテリアナス。数物から一品ものの特注品、無垢材から合板まで多くの種類の家具を手掛ける。

また、製品開発も担当し、一流の外部デザイナーとのモデリング等も数多く経験する。旭川国際家具コンペの試作も数点、製作を担当した。

2009年、職業人生を捧げようとまで思っていたインテリアナスを失意のもとに退職。再びの挫折。
2009年、住宅内装全般を学ぶため、ポリテク北海道 住宅リフォーム技術科へ。旭川から札幌まで毎日通うことに。

建築材の針葉樹を触っていても、インテリアの雑誌を見ていても、気になるのは広葉樹の家具ばかり。
自分の価値は家具作りをしているときに最大になり、輝きながら生きていくにはそれしかないのだと再認識した。

家具屋に戻ることを全ての人が歓迎してくれた。家族をはじめ、それまでの僕を見ていてくれた多くの人たちが協力してくれた。

そんなとき、もはや創業して数年のBacana 原 弘治に、工場をシェアしないかと声をかけてもらった。
「機械が10台あっても、動いているのは一台だけ。電気代もほぼ基本料金。独立をしようとする人間がみな、借金を負って機械を揃える必要はない。それに、一人じゃ重い物も持てないし、大きな仕事もこなせなくて逃してしまう」

彼の全面的な協力、援助があり、独立を決意。

2010年、ユーザーと職人の直接の関係でのものつくりを目指し、gauzy calm worksとして独立。人に喜んでもらうために、まず自分達を大事にし、楽しみながら、心を込めて製作する。

本当の事を言えば、自分が家具をつくる理念は「お客さまのため」ではない。
ものづくり、家具作りが好きな「自分のため」。家具作りが好きなメンバーが集まって会社になっているのだから、「自分たちのため」。
だけど僕たちはアーティストではなく、生活の道具である家具を作りたいのだ。
長く使えて、使いやすい美しい家具を探求して作りたいのだが、それはお客さまが喜んでくれることの探求でもある。
つまり、とにかく良い家具を作りたいんだという思いを実現していけば、一緒にお客さまにも喜んでいただけるという事。
良いものをつくりたいという自分たちの思いを中心に据えているので、僕たちのものづくりは正直になる。

つまり、適当に作って何も知らないお客さまが喜んでくれても、高いお金を払ってくれても自分たちは満足しない。
そういうものを作りたくないから。しっかりとした仕事、適正価格。
だから、収入は仕事の割に厳しいけれど、僕らは誇りを持って家具作りをしていける。



木材で家具を作る楽しさと、喜んでくれるユーザーの笑顔を糧に、最高のものづくりを目指して邁進中。
旭川家具工業協同組合にも正式に加盟し、最年少経営者として産地旭川家具の真ん中で活動。

そして2014年からはBacanaとの工場シェア体制を解消し、Bacana原 弘治氏をgauzy calm worksの工場長として招聘し組織を統合。2016年に原は新たな方向性を模索するために退職。
木村に加えて安藤が技能五輪優勝者、日本一2人と、新たに工場長に就任した粟村を中心に、黒蕨、女性の山田と補助スタッフも加えて全力で疾走中。

2016年11月には、国内で最大の展示会であるIFFT interiorlifestyle living に初出展。初めてのプロダクトとなるランプシェイド「HALI」を全国流通するべく果敢に挑戦。

2017年には直営店を旭川市内に新築し、ブランドを一層強化しようと資金調達中!!


SPIRIT


「豊か」、「幸せ」とは何かを絶えず考えている。



正直に、自分のために生きていこうと思う。
自分がシアワセじゃないと、家族にシアワセを感じさせられない。
自分がシアワセを感じるために、使う人が本当に喜ぶ家具を作りたい。
人を欺くことは、自分を欺くこと。だから僕は、真っ直ぐにものづくりをする。
自分のシアワセは、他人のシアワセの向こう側にある。
僕にできる事は、誠実に、使う人への思いやりを持って、全力でものづくりをする事だ。



自分の流れに乗って、自分で進んでいきたい。



個人向けに、長く使える天然木の家具を製作する。


そして木の美しさを引き出す方法を研究する。

美しいのは素材そのものであって、作り手はそれを引き出すだけでよい。
職人は、素材に対して、木に対して謙虚でなくてはならない。


作り手の都合で作られたものを、使い手が仕方なく使ってはいないか。
作り手の都合で作るため、木がその美しさを発揮できていないのではないか。


僕は、使う人と偉大な木のために、技術を磨いて家具を作る!!






























REASON
gauzy calm worksの意味
雪は音を吸収する。
だから激しく雪の降る日も、独特の静けさとなる。
全ては白く、ベールを覆ったようで、静寂。
大好きな北海道の大地、厳しい自然、だけど美しい。
そんな中で、ものづくりをしたい。
美しくも厳しい中で、コツコツと、心穏やかに。

「紗のような静けさ」のなかでのものづくり。

gauzy calm works はそのような意味。

ロゴについて


旭川で家具を作り続けるという事にこだわりを持っています。
GAUZY CALM WORKS の頭文字「GCW」で、漢字の「旭川」を象っています。


会社概要

・法人名 株式会社ガージーカームワークス
・創業 2010年3月
・設立 2015年6月
・代表取締役 木村 亮三
・資本金 590万円